学校嫌いな子供10の特徴
知り合いの子供が学校嫌いで、困り果てているよ。
親御さんの立場からすると当然だよね。
学校嫌いな子供の特徴は以下になるよ。
学校嫌いな子供の特徴
先生が嫌い
小学校時代は、先生が大嫌いで学校に行きたくなかったな。
「先生が嫌い」なのは学校嫌いな子供の特徴の一つです。
今はかなり世間の目が厳しくなったので、おかしな先生や問題行動を起こす先生は昔から比べれば減ったのではないでしょうか?それでもやはり、嫌われる先生と言うものはいるものです。嫌な先生のせいで学校嫌いになると言う子供もいるでしょう。
案外うやむやにされがちなのが、えこひいきをする先生ではないでしょうか?このような先生に当たってしまうと、嫌な関係が長々と続いてしまうと言うこともあるかもしれません。
ルールに縛られるのが嫌い
学校嫌いな子供の特徴の一つは「ルールに縛られるのが嫌い」です。
中学校や高校になると、校則と言うルールに縛られることになります。髪を染めたらダメ、ピアスをしたらダメ、あれこれダメだと言われるのに辟易する子供もいるでしょう。
持ち物検査をするのも、そんなルールを順守しているか?を確認するものの一つでしょう。女子学生の場合は、見られたくない物まで確認されることもあり、非常に不快な気持ちになることもあるのではないでしょうか?
もともと自分の好きなようにやりたい子供にとっては、ルールに従うと言う事を理解できないばかりか、絶対に従ってたまるか!と言う気持ちになる場合もあるでしょう。
ルールに従わなければ、先生からガミガミ怒られたり、停学処分になったりするなど学校嫌いになる原因となることもあるでしょう。
集団行動が嫌い
娘は集団行動が嫌いで、学校へ行くのを嫌がっていたわ。
「集団行動が嫌い」なのは学校嫌いな子供の特徴の一つです。
人と一緒に行動することが好きな子供もいれば、そういったことが大嫌いと言う子供もいるでしょう。
「集団で行動しなさいと言っておきながら、大人の世界では足の引っ張り合いが日常茶飯事じゃないか?」などと、少し頭の回る子供なら感じることもあるでしょう。
このような人にとっては、集団行動を常に求められる学校生活がたまらなく嫌だと言う場合もあることでしょう。
勉強についていけない
学校嫌いな子供の特徴の一つは「勉強についていけない」です。
勉強ができるかどうかは、その子の持っている個人的な能力によって差が生まれることも多々あるでしょう。知能に問題はなくても、あまり勉強ができない子供はいるものです。そのような子供は、学校の勉強についていけないことが原因で、学校に行くのが嫌いになると言うケースも多々あるでしょう。
例えば、同級生の殆どがかけ算九九を覚えているにもかかわらず、小学校5年生とか6年生になっても未だに7の段だけはしっかり言えないなどと言う子供にとっては、同級生に馬鹿にされたりすることもあり、学校嫌いになってしまうこともあるでしょう。
基礎学力が低い人は、大人も勿論ですが子供も勉強についていけない理由になり得るでしょう。そうならない様に気を付けたいものです。
このような状態の子供を心配し塾に無理やり通わせると、塾が嫌いになってしまうこともあるので注意が必要でしょう。
勉強が面白くない
「勉強が面白くない」のは学校嫌いな子供の特徴の一つです。
もともと持っている能力はそんなに悪くなくても指導者が悪いために、勉強に対して意欲がわかなくなったりと言う事は多々あるでしょう。
例えば、教科書に書いている内容を、ひたすら黒板に書き写す説明が下手な人の授業は猛烈に眠たくなるものです。教えるのが上手い人ならあり得ない状況でしょう。
もし子供が小学生の時に、このような先生が担任の先生であれば、つまらなさに耐えながら全ての科目の指導を受けることになります。これは、大人であってもうんざりする状況でしょう。
勉強が面白くなくて学校嫌いになる子供も多々いるでしょう。
学校の勉強が簡単過ぎる
学校嫌いな子供の特徴の一つは「学校の勉強が簡単過ぎる」です。
世の中には非常に頭の良い子供もいるものです。小学校3年生位で6年生位までのことを完全に理解している子どもなどがいることでしょう。このような子供にとっては、学校の勉強が簡単過ぎると言うことは多々あるでしょう。
授業中に退屈していると「隣の〇〇ちゃんの勉強見てあげて」などと頼まれることもありますが、〇〇ちゃんが致命的に勉強ができなければ、苦痛で仕方がないでしょう。
学校の勉強が簡単過ぎると学校嫌いになる事はあるでしょう。
友達が出来ない
人見知りで友達が出来なくて、学校が嫌いだったな。
「友達が出来ない」のは学校嫌いな子供の特徴の一つです。
色々な人と仲良くなって交流したいと思っていても、人間関係をうまく形成できない人がいるものです。そのような人にとっては学校生活がつまらなくなったり、学校そのものが嫌いになることもあるでしょう。
友達がいなくても、とりあえず学校に行きたいと思えれば良いのかもしれませんが、そうも思えず学校が嫌いになってしまうと言うケースは多々あることでしょう。親もなかなか助けることができなくて困ってしまうのではないでしょうか?
いじめられている
学校嫌いな子供の特徴の一つは「いじめられている」です。
いじめ問題は深刻なものです。大人の世界でもいじめがあるように、子供の世界でもそれがあるでしょう。それを根絶するのは不可能でしょう。
もし、いじめられる側に子供が回ってしまうと、数年にも渡っていじめが続き、やがて学校に行くこと自体が嫌になってしまったとしても不思議ではないでしょう。これが原因でズル休みする人となってしまうこともあるでしょう。
いじめが原因で学校に行かない位なら、思い切って転校するのも1つの手段でしょう。
給食の時間が嫌い
給食を残すと怒られるから、学校へ行きたくなくなった事があったわ。
「給食の時間が嫌い」なのは学校嫌いな子供の特徴の一つです。
舌が肥えている大人は、まずいものを出されると「こんな物を食べられるか」と言うこともできるでしょう。ですが、子供が学校で給食を食べる時に、たとえ自分が嫌いなものであったり、まずいものであったとしても、同じようなことをする訳にはいかないでしょう。
毎日食べる給食が、あまり美味しくない子供にとっては、給食の時間は地獄となることでしょう。それが原因で、学校嫌いになってしまうことも多々あるのではないでしょうか?
人への気遣いが疲れる
学校嫌いな子供の特徴の一つは「人への気遣いが疲れる」です。
人間関係が複雑な社会です。大人の世界でもそれが複雑であるように、子供の世界でも複雑なものでしょう。そのような複雑な関係の中でうまく生きていくためには、人への気遣いをしながら生きていく必要があるでしょう。
おまけに、中学生や高校生位であればSNSを使う時にも気遣いが必要になるでしょう。学校生活での気遣いに加えて、SNSで投稿する時でも気遣いをしなければならなくて、学校生活全てが嫌いになってしまう事はあるでしょう。
学校が嫌いになった子供のエピソード
ある田舎町に住む10歳の少年Aは普段から明るく元気な子供で、友達も多かったのですが、あることがきっかけで学校への憎しみが芽生えたようでした。
Aが学校が嫌いになったきっかけは、新しい教師の先生、B先生がクラスにやってきたことでした。B先生は非常に厳格で、生徒たちに厳しい規律を求め、宿題の量も増やしました。Aは以前から楽しんでいた学校生活が一変し、毎日のように宿題に追われ、注意を受けることが増えました。
Aは友達との遊びや楽しい時間を失い、学校に行くことが苦痛になりました。B先生の授業が難しく、太郎はついていけないことが増え、自己評価が低くなりました。友達との関係も次第に希薄になり、学校が嫌いな理由の一つとなりました。
さらに、Aはいじめに遭っている生徒たちを見過ごすことができませんでした。彼らの苦しみを目の当たりにすることが、学校への嫌悪感を増幅させました。Aは何度かB先生にいじめの問題を提起しましたが、先生はそれを無視し、解決しようとしなかったため、Aはますます学校に対する不満を募らせました。
最終的に、Aの両親は彼の苦痛を見逃せなくなり、学校との対話を始めました。学校とのコミュニケーションを通じて、いくつかの問題が解決され、新しい教育環境が整えられました。Aは再び学校を楽しむようになり、友達との関係も回復しました。
A君のような子供が世の中には多いのではないでしょうか?
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まとめ
いかがだったでしょうか?学校嫌いな子供の特徴は以下になります。
先生が嫌い・ルールに縛られるのが嫌い
集団行動が嫌い・勉強についていけない
勉強が面白くない・学校の勉強が簡単過ぎる
友達が出来ない・いじめられている
給食の時間が嫌い・人への気遣いが疲れる
学校が好きになるか嫌いになるかは、人との出会いなど運的な要素もあることでしょう。もし我が子が学校嫌いになってしまった時には、無理に好きにさせようとするよりも、本人の考えや感じ方をじっくり親も理解し、親子で状況を共有することが大切ではないでしょうか?
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