他人と比較し劣等感を持つ10のデメリット
何でも人と比較をし劣等感を持つ人から愚痴を聞かされて疲れたよ・・
人と比較し劣等感を持つと悪い事だらけだよね・・。
他人と比較し劣等感を持つデメリットにはどのような事があるかな?
他人と比較し劣等感を持つデメリット
比較してもどうにもならない事もある
人と比較をしても手の打ちようがないことがあるよね。
他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つは「比較してもどうにもならない事もある」です。
「あの人はあんなにお金持ちの家に生まれて良いな」「友人の家は兄弟 差別がなくて羨ましい」などと思う事があるのではないでしょうか?こんな時に他人との比較によって劣等感を感じるものです。
ですが、比較をし劣等感を感じたところで、これが解決することもありません。
〝お金持ちの家に生まれたかった〟と思っても実現することはありません。〝兄弟差別が無い家に生まれたかった〟と思っても過去を変えることは出来ません。
他人と比較して劣等感を持つデメリットは、このように比較したところでどうにもならない事があるという事です。
このような考え方は可能な限り早く断ち切った方が良いでしょう。
気分が落ち込む
「気分が落ち込む」のも他人と比較し劣等感を感じるデメリットの一つです。
以前、他人と比較ばかりし劣等感の塊になっている人に会ったことがあります。
その方のお子さんが高校生になって以来、お子さんの周りにはお金持ちの友達ばかりが集まるようになったのだそうです。高級な服、靴などを頻繁に目にする日々が続いたそうです。その結果、その人は毎日暗い気分になっていたようで「自分は惨めだ」と言っていたのが印象的でした。意識しなくともいつも自動的に他人と比較をする癖がついてしまっているようでした。
他人との比較し劣等感を感じると、気分が落ち込む事も増えるでしょう。
時間を無駄にする
比較して時間を無駄にするのは避けたいな。
他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つは「時間を無駄にする」です。
「近所のあのお宅は海外旅行に毎年何度も行って良いな」「〇〇は私よりも美人で男性にモテて良いな」というようなことを考え、気分が落ち込んでいても何も生産的なことはありません。
比較し劣等感を感じていることは、時間を無駄にする行動だと思った方が良いでしょう。落ち込んでいる時間があれば、その分だけ何か別なことをすることが出来ます。
仮に比較し劣等感を持ってもそれが〝いっちょ頑張ってみるか〟と自分を鼓舞するのであれば、これは生産的な時間に生まれ変わります。どうせ考えるのであれば、このように考えたいものです。
妬みが強くなる
「妬みが強くなる」のは他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つです。
「よその家が夏休み、冬休みになる度に海外旅行をしていて羨ましい」「自分の家の子供よりも隣の家の子供の方が成績優秀で羨ましい」
人との比較をすればするほど劣等感が感じられ、その結果妬みが強くなることが多いのではないでしょうか?
妬む人の特徴の一つは人と比較をすることです。比較をすればするほど妬ましい気持ちが増大して行きます。
自分の生き方、自分のペースで生きていれば起こらないであろう状態になります。
人の悪口を言うようになる
私が人の悪口ばかり言うようになったのは、人と比較し始めるような悪習が身に付いてからだな・・・
他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つは「人の悪口を言うようになる」です。
妬みが強くなると、人は悪口を言うようになるものです。お金持ちに対する嫉妬から「どうせ裏でロクなことをしていないのだろう」と言ってみたり、あれこれ物を所有している人に対して「物だけを持っていても仕方がない」と言ったり、美人に対して「ちょっと綺麗なだけで調子に乗って」などということもあるでしょう。
こんなことをしていても、人からの信用が下がるだけで何も良い事はないでしょう。例え他人と比較し劣等感を感じても悪口を言わないようにすることを心掛けたいものです。
生活に充実感を感じられなくなる
「生活に充実感を感じられなくなる」のは他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つです。
自分が平均的なサラリーを稼ぎ、普通の家、普通の車、普通の服を着て満足していたとしましょう。ところが、自分よりも全ての面において上回る相手が現れたとしましょう。そして、それと比較することが習慣となったとしましょう。
来る日も来る日も比較し「あちらさんは自分よりも良い生活をしている」と思えば、それまでの平均的な暮らしがちっぽけで充実感など感じられなくなるでしょう。毎日劣等感に苦しむ事となるでしょう。
他人と比較し劣等感を持たなければ、平均的な生活の中に充実感を感じられたかもしれません。
諦め感が強くなる
私はなんでも諦める人間になってしまったな・・
他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つは「諦め感が強くなる」です。
人と比較することでみじめな気持ちになったとします。ところが、それに対する解決策が根本的にないような事柄を目の前にした時に惨めな気持ちになる人も案外多いのではないでしょうか?
例えば「〇〇ちゃんは容姿が良くて家もお金持ちで強運な人だな」と感じても、これに対しての解決策はほぼないでしょう。生まれ持った容姿、家庭環境を変えるのはなかなか難しいものです。
このような現実を突きつけられた時に、人に妬みを持ったり、悪口を言わないタイプの人は最終的に諦め感が強くなり「どうせ運が悪かったんだ・・」と出口の見えない諦め感に苛まれることとなるでしょう。
比較し劣等感を持っても意味のない結果の一つでしょう。
型にはまって生きる
「型にはまって生きる」のは他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つです。
人と比較し劣等感を持つ対象と言うのは、案外世間一般が理想とするステレオタイプであることが多いものです。大きい家に住む、一流企業で働く、高級車に乗る、良い服を着る・・
その対象に憧れたり、劣等感を払拭するためにそれに向かって生きるという考え方は、世間一般が理想とする型にはまった生き方に陥ることとなるかもしれません。また、人と比較し定番モデルに沿って生きようとすると、ストレスを感じることもあります。
そして何よりも型にはまらない生き方という選択肢に目を向けることが出来なくなるでしょう。
自分のしたいことがわからなくなる
私は一体どうしたいのだろう?
他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つは「自分のしたいことがわからなくなる」です。
他人と自分を比較し、自分が相手よりも劣っていることが分かると、負けず嫌いな人はそれを跳ねのけようと、自分の意志に反した行動をするようになるものです。
例えば「友人が高級外車を買った。自分も安物では負けていられないから、無理をしてでも同じかそれ以上の物を買う」といった行動を取るようになります。自分が望んでもいない事を勝ち負けだけのためにするようになります。
劣等感が強くなり、勝ち負けにこだわると、自分が本当に望むものがわからなくなるものです。
自分軸で生きるとはどういうことであるかを忘れてしまうのです。そのような状況に陥りやすい人は、人との比較をやめない限り、その状態を繰り返すす事となるでしょう。
他人の様子が常に気になる
「他人の様子が常に気になる」のは他人と比較し劣等感を持つデメリットの一つです。
常に人と比較し劣等感を感じることが習慣化してしまうと、他人の様子が必要以上に気になるものです。
〝自分はこんな安物しか持っていないけれど、〇〇はきっと良いものを持っているのだろう・・どんな物を持っているのだろう?〟比較から生まれる劣等感が、他人の様子のチェックという行動を導きます。
周囲の人がどんな服装をしているか?ご近所さんはどのような車に乗っているのか?そんな事ばかり気にしている人がいます。SNSなどで動向をチェックする人もいます。
他人がどうしているのか?といつも気にばかりしていれば、時間を無駄にするでしょう。また、それにより、考えなくても良い事ばかり考えたり、人への妬みが強くなれば害だらけと言っても良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?他人と比較し劣等感を持つデメリットは以下になります。
比較してもどうにもならない事もある・気分が落ち込む
時間を無駄にする・妬みが強くなる
人の悪口を言うようになる・生活に充実感を感じられなくなる
諦め感が強くなる・型にはまって生きる
自分のしたいことがわからなくなる
他人の様子が常に気になる
他人と比較し劣等感を感じることで良いことは殆どないでしょう。自分の心から望むものを忘れ、気分の落ち込み、嫉妬、諦め・・このような感情を持つことに意味は無いでしょう。比較し劣等感を持つ習慣は早く断ち切った方が良いでしょう。
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