劣等感を克服する4つの方法
人間誰しも劣等感あるよね?
そうだよね。
誰しも抱える感情だけど、それにうまく対処出来る人・出来ない人の差は何かな?
人はどんな事柄に対し劣等感を感じるか?
ケース1
私は劣等感の塊です。
どうして?
大学受験で失敗しているし、勤めているところも大企業ではないし、友達も少ないし、彼氏もいないんです・・・。
ケース2
お隣さんの旦那さん栄転してね。それに比べて、うちの旦那は大して出世するわけでもなく、娘二人も出戻りなんです。
そうなんですか・・。
今まで私が人から直接聞いたことがある劣等感に関する内容は以下です。
・容姿
・学歴
・勤め先
・彼氏・彼女の有無
・彼氏・彼女の外見
・夫・妻の学歴
・夫の地位
・息子・娘の学歴
・住んでいる家
・服装
・財産
まだまだ浮かびますが、この位にしておきたいと思います。人は山ほど劣等感を感じる対象があります。
劣等感 負の側面
ケース1
私は賢い訳でもなく、見てくれも良くない・・ 毎日何にも楽しくないな・・・
ケース2
親が金持ちのところに生まれたというだけで、アイツらばかり良い思いしやがって。
劣等感を持つことによる負の側面は、無気力、嫉妬、自己嫌悪、他者に対する悪口・中傷など色々とあります。妬む人が劣等感に満ちているのは誰でも納得するでしょう。
ですから、劣等感を意識しすぎることで良い事は何もありません。可能な限り早く解消し、ポジティブに考えられるようにした方がお得です。
劣等感 克服法
人との比較はやめる
私は彼氏がいないんです。私ぐらいの年齢ならみんな彼氏がいるのに。
ちょっと前までいたのだから、大丈夫だよ。またスグに出来るよ。
劣等感を克服するための一つの方法は、他の人との比較をやめることです。自分の考え方を重視した生き方をしてみると良いでしょう。
自分よりも相手の方が優れている点は山ほどあります。つまり、人と比較すればするほど、自分が足りない部分が見つかり、劣等感は強くなるばかりです。
劣等感を受け入れる
私は、人と比較すると色々出来ない事だらけだな・・・。だけど、これが現状の私なんだな。
自分の弱点を受け入れ、自分の弱点に対して感じている劣等感を受け入れることで、劣等感はかなり減ります。人間は生きているかぎり、出来ないことだらけです。
血を分けた兄弟間でも、自分の強み、弱みが浮き彫りにされます。自分よりも容姿の良い姉、自分よりも勉強の出来る弟・・ 自分が弱い部分が必ずあるものです。
〝全てが人よりも優れている〟などと人物は全世界に誰も存在しません。
自分の長所を伸ばす
この会社に入った時は、同僚みたいに仕事の要領が良い訳でもなくてね。劣等感の方が強かったよ。入って1年経たないうちに辞めようと思う事もあったよ。
そうなんですか・・。ですが、今や誰もが凄いという立場ですよ。
営業部に異動した時の上司が良い人でね・・。〝君は人の話を聞くことに長けているから、お客さんのところにいった時によく話を聴いてきなさい〟と言われて・・。そうすると営業成績が人より良くなって・・ 。自分の長所をうまく伸ばせたのかもしれないな。そうすると、自分のコンプレックスがあまり気にならなくなったよ。
強みを伸ばしたということなんですね・・。
自分の短所を克服するのには時間と労力がかかります。一方、長所を伸ばすのはそんなに大変なことではありません。周りは努力しているように見えることでも、本人はそう感じなかったりするものです。
長所を伸ばし、自信を得ることで、自分の抱えている多くの劣等感があまり気にならなくなることがあります。
コツコツと努力する
〇〇さんは努力家ですね。
そんなことはないですよ。ですが、少しずつ努力することによって出来なかったものが出来るようになったり、前進を感じることがあります。こういう感覚になった時に、劣等感が少し和らぐように感じます。
自分が劣等感を感じることであっても、コツコツと努力することで出来るようになることがあります。
私はかつて、口下手な男でその点に関して劣等感を感じていたのですが、少しずつ努力することでそれを克服する事が出来たのです。
克服する事で大きな自信になり、そして、努力をコツコツ続けられたことからも大きな自信を得ることが出来たのです。
劣等感を持っている事柄を自信や長所に変換できる場合があります。そのためには、やはり継続的な努力が必要になります。
劣等感 正の側面
あんた、こんな簡単な事も出来ないの?
(コイツめ、今に見ていれよ。必ず見返してやるぞ!)
劣等感を感じた時に〝ちくしょう!〟とか〝この野郎!〟と感じることがあります。この感情が自分を変えるための大きなエネルギーになり得ます。
何かをやっている時に、コンプレックスを感じたら、劣等感をエネルギーとして自分の努力を加速させればよいのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
・人は様々なことに対して劣等感を抱きます。
・劣等感を抱えると無気力、嫉妬、自己嫌悪、他者に対する悪口・中傷など様々な状況に繋がることがあるため、解消した方が得である。
・劣等感を克服するためには〝他者との比較をやめる〟〝劣等感を受け入れる〟〝自分の長所を伸ばす〟〝コツコツ努力する〟。
・劣等感をエネルギーに変えることが出来る。
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