自分軸で生きる ってどういうこと?
他人の状態や目を気にして生きていると疲れるな。
それなら、自分の生きたいように生きてみるのはどう?
だけど、周りの目もあるからね。
そうやって必要以上に周りの目を考えちゃうから疲れちゃうんだよ。
自分軸で生きるとは?
自分軸で生きている人がうらやましいよ。私は人に気を遣いながら生きているからね。
そうだよね。家に帰ってくるとグッタリしているよね。
僕の知り合いに自分のやりたいように生きている人がいるよ。自己中だと周囲が言う場合もあるけれど、そんなこともお構いないみたいで、楽しそうだよ。
自分軸で生きるとは?どういうことなんだろうね。
他人との関係を重視する社会では、自分の考え方を押し殺して生きる人が多いものです。協調性がある人がストレスを抱えてしまうのも、自分の望むことにブレーキをかけるからでしょう。
そんな中でも、自分の生きたい方向性を重視したり、自分のやりたい事に従って行動したり、自分が心から楽しめることを判断基準に生きる人もいます。
そのように、自分の考え方・判断基準に基づいて心地よく行動することが〝自分軸で生きる〟ことになります。自分軸と正反対な生き方が〝他人軸で生きる〟と言う事になります。
自分軸で生きる理由とは?
SNSで人がワイワイやっているのを見ると悲しくなることがあります。
どうして?
だって、自分の周りの人は結構そうしている人が多くて。
そういう集まりに参加したいの?
そんなに。だけど、自分がSNSにそんな投稿全くなかったらおかしな人だと思われるじゃないですか・・?友達が少ない人だと思われて。
そんな風に考えていると、疲れてしまうよ。
自分軸で生きる理由は、自分の本来の姿や自分の生き方を大切にするためです。
例えば、友達が少なくてどうしよう?という悩みも、〝自分が多くの友達を必要としていない〟という場合、自分軸に沿って考えるとあまり悩まなくて済みます。
ところが〝周囲はどう思うだろうか?〟〝周囲からおかしな目で見られないか?〟と他人軸を主体として考えると、非常に疲れてしまいます。
また、自分軸で生きる人は願いが叶う人であることも多いのではないでしょうか?人の目を気にしたり、自分の考えを押し殺して生きている人から願いが叶った話などはあまり聞かないものです。
自分軸を見つける方法
〝自分軸で生きる〟というのがどういうことはわかったけど、そうする為にはどうすれば良いのだろうね?
僕もそれについて時々考えるけれど、自分の心の声に正直になることでないかな?
仕事、テレビを観ている時、色々な場面があるけれど、心がワクワクする時があります。これはその人が心からやりたいことです。生活をしている時に、どのような場面で心躍るか、自分が本当に心からワクワクすることを意識して考えていくと、自分の軸が見つかってきます。
また、例えば〝人と接していると妙に疲れるな〟と言う事があります。私の場合〝自分の心がどうも疲れるな〟 と言う時は自分軸を発見する機会です。自分が疲れるという事は、他人軸で思考し行動している事が多いからです。
自分軸がない人
私は他の人の考え方に沿って考える場合が多いな。
そうなんだ。それで疲れるの?
そんなに疲れないですよ。
「自分の考えというものが無いな・・」とか「いつも人に合わせていて他人軸で動いているな・・」と感じ、自分軸が存在していない事に悩む方もいるかもしれません。
ですが、他人軸で生きていても疲れない場合、それがその人の自分軸なのかもしれません。どんな人でも自分軸を持たなければならないものでは無いはずです。
人に合わせて生きることにストレスを感じなかったり、楽しめるのであれば、それが自分が望む姿でしょう。
自分軸で生きるとはその人が生きたい形であるべきです。ですから、自分軸がなくとも毎日の生活を楽しめたり、人生を謳歌できるのであればそれは問題ないでしょう。
自分軸は自己中か? 自分勝手との違いとは?
自分軸で生きるのが大切なのはわかるけれど、自分軸を持って生きることは、状況によっては自己中に思えるけれどどうなのか?
なかなか難しいところだよね。僕は他人に迷惑をかけないかどうか?を基準にしているな。
自分軸に従って生きることは、自己中にならないのか?単なる身勝手な人にならないのか?と悩むことがありますが、人に迷惑をかけないかどうか?が一つの線引きのラインになるでしょう。
例えば、自分の行いたい行為が法に触れるものであれば、これは問題です。いくら自分軸がどうだ と言っても周囲に迷惑をかける場合は自己中になります。自分の考えに従い、型にはまらない生き方をしても人に迷惑をかけるのであれば、これは身勝手でしょう。
ところが、例えば、自分の行いたい行為が他の人からみるとつまらないものであるとします。そして尚且つ、自らがそれを行うことで周りにも迷惑がかからないものであるとします。そんな場合は、自らがそれを行っても自己中にはならないはずです。
また、自分軸を他人に押し付けるというのは良くないでしょう。それは人には人それぞれの自分軸があるからです。
自分軸とは、自分の判断基準を大切にしながら生きることが心地よくなるべきものです。ですが、自分の基準が他人を困らせるものであってはならないでしょう。
自分軸で疲れる理由は?
自分軸を持って生きると疲れる場合があります。
どんな時ですか?
〝この状況なら、自分であればこうするのに、相手はこうしてくれない・・・〟という時です。
自分軸は、自らが生きるべき目的や生きる上で心地よくなる判断基準です。
もし自分の判断基準で行動しているのに、疲れる時があるのであれば、それは自分基準で物事を考え過ぎて視野が狭くなっている時なのかもしれません。
自分の考えに従って行動しているけれど、人と関り生きていく上で疲れてしまう・・そんなこともあるかもしれません。
そんな時は、自分軸との妥協点を探ってみる時かもしれません。自分軸を主体と考えながら、他人軸で考え、自分軸との妥協点を探ると良いのかもしれません。必ずピッタリくるところがあるはずです。
自分軸で生きている究極の人〝寅さん〟を見習おう!
私は寅さんが好きだな。
寅さんってあの映画の?どうして好きなの?
あんなに自分の考えで人生を進める人は最高だと思うよ。
映画〝男はつらいよ〟シリーズの寅さんは究極の自分軸を持った人と言えるでしょう。型にはまらない生き方を謳歌しています。
〝あなたは変わった人だな〟などと他の人から言われても気にする様子もなく、世間が満員電車に揺られて通勤しても、自分のペースで生きていく・・、自分の言いたいことは思ったまま言う・・ 人がどう考えるか?と考えるのではなく、自分はどう考えるか?を大切にして生きています。
自分軸で生きるというという事が良く解らない人は、一度シリーズの作品を観てみると良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
・自分軸とは、自分の生きる目的、自分が心地よく生きる上での判断基準。
・自分が心躍る時、自分が精神的に疲れる場面が自分軸を見つける為のチャンス。
・自分軸がなくともそれで問題がないのであれば気にする必要はない。
・自分軸と自己中の境目は人に迷惑がかかるかどうか?を判断基準にすると良い。
・自分軸で疲れると感じた時は、自分基準との妥協点を探る。
がポイントになります。
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