ケチな人の良い特徴・悪い特徴
ケチな人と言うと、悪いイメージしかないけれど、良い特徴もあると思うな。
そうよね。どんな場合も全てが悪いということはあまりないわね。
ケチな人にはどのような良い特徴・悪い特徴があるかな?
ケチな人の良い特徴
質素・倹約
質素・倹約は良い事だと思うな。
ケチな人の良い特徴の一つは「質素・倹約」です。
ケチな人は質素・倹約に努めるものです。生活の中であまり煌びやかな部分はないかもしれません。持ち物、食べ物、服装全てにおいて必要以上買う事はやめ、シンプルな生活スタイルを維持しようとします。ミニマリストと言っても良いでしょう。
質素・倹約はその人の価値観の問題なので、そもそも悪いことではありません。
ですが、人から借りているお金をきちんと返さなかったり、返す事を渋った時には、意地汚い人と言われたり、縁を切るべき人にされてしまうかもしれません。
貯金が出来る
「貯金が出来る」のはケチな人の良い特徴の一つです。
多くの人は、所有欲があります。良い服を着たい、良いカバンを持ちたい、良い靴を履きたい・・ など多くの物欲を持っています。
これらの欲に負けてしまうと、なかなかお金を貯めることは出来ません。
ケチな人は「お金を使いたくない」という意識がまずあり、この意識が物欲、所有欲よりも強いでしょう。したがって、お金をキチンと貯金することが出来ます。
欲をコントロール出来ない人が多い中、これが出来ることは立派な事ではないでしょうか?
出費を減らす情報に詳しい
お得情報を沢山持っているのはありがたいな。
ケチな人の良い特徴の一つは「出費を減らす情報に詳しい」です。
ケチな人は、お金を減らしたくない意識が強いものです。ですから、可能な限り出費を減らそうとします。結果としてそのような情報に詳しいものです。
お得なポイント情報、節税の方法、格安スマホの詳細、保険のお得な掛け方、クーポン情報などこのような情報を沢山知っているものです。
身近にケチな人がいる時は、そのような情報を沢山持っているかもしれません。聞いてみると、自分も得を出来るかもしれません。
忍耐力が付く
「忍耐力が付く」のはケチな人の良い特徴の一つです。
人間は常に何かを欲しがるものです。ですが、この欲に負けてしまうと、次々とお金を使い、お金が無い状態になってしまいます。欲との戦いを常に強いられるものです。
ケチな人はお金を守るために、この欲との戦いに果敢に挑み勝つことが出来る人達です。欲望との戦いを経る中で、知らず知らずのうちに忍耐力を身に付けることが出来ます。辛抱強い人達です。
物の価値観が研ぎ澄まされる
物の価値感を知ることは大事だよね。
ケチな人の良い特徴の一つは「物の価値感が研ぎ澄まされる」です。
誰しも可能な限り良いものを安く買おうという意識があります。ケチな人は、お金を手放すことによる無意識の恐怖が強いため、通常の人よりも、この良品を一円でも安くという感覚が強いかもしれません。
このような感覚の為、物を見る時の感覚に磨きがかかります。安くても悪いものは悪い、素材の割りに安い・・など物の価値感に磨きがかかります。
自分が支払うべきものが、その価値に見合っているのか?という視点を持つことは素晴らしいことでしょう。
ケチな人の悪い特徴
お金を使えなくなる
「お金を使えなくなる」のはケチな人の悪い特徴の一つです。
お金は使わなければお金の意味がありません。生涯の幕を閉じる時に、お金を手元に残しておいても、意味を持たないものです。ですから、使う事に意味があります。
ところがケチな人は、お金を使うことに躊躇してしまうものです。お金を貯めることが喜び、目的となり、お金を使う事をためらってしまいます。
貯めることは良い事ですが、いつそれを使うのか?ということをもっと意識すると良いのかもしれません。
お金を稼ぐことに意識が行かない
今よりもお金を稼げれば、ケチケチする必要もないわよね。
ケチな人の悪い特徴の一つは「お金を稼ぐことに意識が行かない」です。
ケチな人は質素・倹約・節約の意識があるものです。これは本来良い事です。
ですが、これが仇となることがあるかもしれません。それはお金を今よりも稼ごうという意識がなかったり、発想がないことです。
例えば、毎月1万円を貯めるのには1万円を節約するという方法と1万円を稼ぐという方法があります。節約ばかりに意識がいくと、稼ぐという方法が見えてこなくなるかもしれません。
1万円を稼ぐ方法が見つかれば、節約していた部分を節約せずに消費・投資に回すことが出来るかもしれません。そうすると、新たな世界が見えるかもしれません。
また、1万円を稼ぐ方法が見つかった人は、2万円を稼ぐ方法も見つかるかもしれません。
節約にばかり意識が行くと、稼ぐという発想を見逃してしまうかもしれません。
人の財布を当てにする
「人の財布を当てにする」のはケチな人の悪い特徴の一つです。
自分の出費を可能な限り抑えようとすると、節約するのが一般的でしょう。ですが、人の財布を当てにする人もいます。人にたかる人です。
人にたかり支払いを相手にさせることによって自分の出費を減らそうとするのです。周囲のケチな人を見てみましょう。たまにこのようなタイプの人がいるのではないでしょうか?
ただし、これを習慣にしてしまうと、向上心を失ってしまいます。また、これは信頼を失う行為です。お金を取り戻すことよりも信頼を取り戻す方が大変なものです。やめておいた方が良いでしょう。
支払うべき時に躊躇するようになる
支払うべき時にケチられると嫌な気分になるわ。
ケチな人の悪い特徴の一つは「支払うべき時に躊躇するようになる」です。
身の周りのケチな人を見てみましょう。お金を支払うべき時に躊躇する人が案外沢山いるのではないでしょうか?
〝割り勘にしよう〟と言っておきながら、人よりも少しでも少なく払おうとする人、支払いのタイミングが近くなると「酔っぱらって具合が悪いから帰る」と言って逃げ出すような人なども同じタイプでしょう。
人に投資する事を知らない
「人に投資する事を知らない」はケチな人の悪い特徴の一つです。
昔お世話になった年上の人は、年下の人によくご馳走していたものでした。この方は、いつも色々な人にお金を使っていましたが、お金に好かれている強運な人でした。
この様子を観ていて「人に投資をすることは、長い目でみると自分にお金をもたらすのだ。そして、強力な運を引き寄せる事が出来る」と思ったものです。
ケチな人の多くは、恐らくこのような発想を持たないのではないでしょうか?貯めることも重要ですが、人に投資してみるのも悪くないかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?ケチな人の良い特徴は以下になります。
質素・倹約/貯金が出来る
出費を減らす情報に詳しい
忍耐力が付く・物の価値観が研ぎ澄まされる
ケチな人の悪い特徴は以下になります。
お金を使えなくなる・お金を稼ぐことに意識が行かない
人の財布を当てにする・支払うべき時に躊躇するようになる
人に投資する事を知らない
ケチな人には良い特徴、悪い特徴があります。良い特徴はそのまま維持し、悪い特徴はなくす努力をした方が良いでしょう。特に、人の信頼を失うような部分だけは早くやめた方が良いでしょう。
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