謙虚さを忘れないための9つの方法
謙虚さを忘れないように思っても、気付かぬ間にそうなる時があるね。
よくある事だよね。謙虚さを身に付けたのに気付けば忘れていることもあるね。どうすれば良いのだろう?
謙虚さを忘れない 方法
自分の苦労を思い出す
10年前は本当に苦労していたな・・。だけど、あの時の経験があるから今の自分があるのだな。あの苦労していた時と比べると自分は少し謙虚さを失っているな・・。
人間うまくいっている時ほど、謙虚さを失うものです。そんな時は注意する必要があります。
そんな時は〝自分が苦労していた時を思い出す〟ことで自分自身に対して注意を喚起する事が出来ます。
〝苦労していた時は、自分はもっと謙虚ではなかっただろうか?〟〝人に対してもっと優しい態度を取っていたのではないだろうか?〟・・
自分が苦労していた時の状況をゆっくり思い出してみると良いでしょう。そうすることで、謙虚さを失うことを防ぐ助けになるでしょう。
今日の自分がある理由を考える
今日の自分があるのは、色々な人が助けてくれたからだよな。人だけではなく、社会かもしれないな。社会という観点から考えると、自分が知らない人からも間接的に助けられているのだな。自分の能力で今日の自分があると考えるのは、謙虚さが足りないのかもしれない。
「今日の自分があるのは〝自分の努力〟〝自分の能力〟の賜物だ」と考えると謙虚さが自分の中から失われてしまうのではないでしょうか?
〝自分の努力〟〝自分の能力〟も確かにあるでしょう。ですが、自分を助けてくれた人も必ずいる筈です。
親、兄弟、親戚、友人・・自分の知っている人だけでもかなりの数になるでしょう。また、社会の一員という観点から考えれば、見えないところで人から助けられていることも沢山あるでしょう。
そういう視点を忘れ〝己の力〟だけで物事を考えている時は、謙虚さが失われている時なのかもしれません。
今日の自分があるのは誰のおかげであるのか?と一度考えてみると良いでしょう。
謙虚さがなくなる時を知っておく
どうかしたの?
友人の〇〇は、昔と態度が違ってきたと感じるんだ。昔はもっと良い奴だったのに・・
人間変わってしまうこともあるんだね。
一流の学校に入った・一流企業に入社した・お金持ちになった・出世した・結婚し裕福になった・子供が優秀だ・・
人間の態度がころりと変わる様々な場面についての話を聞きます。人からのこのような情報を基に、自分が同じような場面になった時に、謙虚さを失わないように気を付けると良いでしょう。
ただし、自分がどんなに謙虚さを持っていても、人が妬むことは事はあるかもしれません。そんな時は気にしないようにしましょう。
常に高い理想を持つ
どうしたの?
ここまで到達したけれど、上には上がいるなと思って・・〝極めた〟と思ったけれど、まだまだと思ったよ・・
自分がかなりのレベルに達しても、自分の限界を超えることを考えたり、常に高い水準を目指そうと意識すると、人間謙虚さを忘れないでしょう。
例えば、学生時代の知り合いの中で1番成果をあげたとします。この時に〝自分は他の人達よりもかなりの結果を出した〟と考えると、謙虚さを失う原因となります。
ところが、自分が住んでいる地域の中、自分の住んでいる都市、都道府県、日本、世界・・・というように常に高い目標を掲げると、次から次へと自分よりも凄い人達がゴロゴロ現れます。この人達と比較すると、自分がいかに小さい人であるか?ということが分ります。
自分よりも凄い人達を目標に掲げ、それに向かって挑戦すると、謙虚さを忘れることは少なくなるでしょう。
うまくいっている時ほど振り返る
若くして従業員を沢山抱える会社のトップになったぞ。俺の力は大したもんだな。どうした?母ちゃん?
あんた。成功したからといって舞い上がってはだめよ。
自分がうまくいっている時は、気分が良いものです。そして、自分の力に自信を持ちます。確かに、成果を出し、自身を持つことは良い事です。
ところが、そんな時に謙虚さを忘れると、よからぬ方向へと向かうものです。傲慢になったり、人を見下すようになります。勘違い野郎と人から呼ばれる時は、謙虚さがなくなった時が多いのではないでしょうか?人生は長いものです。そんな態度をしていると、やがて足元をすくわれる時がやってきます。
自分が成果を出している時ほど、自分自身に〝こんな時だからこそ謙虚さを忘れてしまうのが人間の性である〟と言い聞かせなければなりません。
驕る時は謙虚ではない
この芸人昔と態度が違うように感じるな・・
売れてから、態度が変わってしまったように感じるな。上から目線になったように思うな。
人間驕る時は、まだまだ謙虚さが足りない時なのかもしれません。
自分よりも上には上がいると考え、常に高い目標に向かって挑戦し続けていると、驕っている暇などありません。ところが、驕っているということはそんな目標も持たずに、挑戦することも忘れてしまっている時なのでしょう。自惚れ屋はそんな状態の人でしょう。
自分が驕ってしまったら〝驕っている時は謙虚さが足りない時だ〟と考え、更なる高い目標を掲げ、自分自身努力する時なのかもしれません。
自分の能力を過大評価しない
謙虚さを失ってはダメよ。
そんなつもりはないけれどな・・
自分の能力を過大評価し過ぎだと思うわ。
わかったよ。気を付けるよ。
人間が謙虚さを忘れる時には色々な時がありますが、自分の能力を過大評価した時もその一つです。
自分の能力を過大評価してしまうと、自分が他者よりも優れているような気分になってしまうものです。一方で、自分の能力がそこまでではないと冷静になれると、そんな気分にすらならないでしょう。
〝自分の能力は他者と比べてどのような位置にあるか?〟〝本当に自分は優れているのか?〟〝まだまだ上には上がいるではないか?〟と自身に問いかけてみると良いでしょう。
他人の視点で自分を見つめる
自分は謙虚さを見失っているだろうか・・? 友人Aの立場から自分を見てみるとどうだろう? Aは以前の自分の方が他者に対して謙虚であったと感じるかもしれないな・・ ということは、僕は謙虚さがやはり足りなくなっているんだな・・。
自分が謙虚さを失っているかどうか?わからなくなった時は、他者の視点から自分を観た時にどのように感じるだろうか?と考えてみると良いでしょう。
他者から今現在の自分を観察した時に〝謙虚さが足りない〟と感じるのであれば、それは今現在の自分がそのような状態にあるのかもしれません。
今一度自分を見つめ直す良い機会という事になるでしょう。
過去の自分の視点で自分を見つめる
〝前と人が変わってしまった〟と友人から言われたな。自分自身ではそうは思っていなかっただけにショックだったな。5年前の自分が今現在の自分を見つめたらどう思うだろうか?5年前の自分も今現在の自分をあまりよく思わないかもしれないな。謙虚さがなくなったのかもしれない。気を付けないと。
謙虚さが失われたかどうか?を確認するために、過去の自分が現在の自分をみてどう思うか?と考えてみるのも良いでしょう。
その時に、現在の自分に対し〝驕り高ぶっている〟〝初心を忘れている〟などと感じることがあれば、それは謙虚さを忘れた兆候なのかもしれません。今一度、自分自身に問いかけをし、謙虚であるよう努めてみる必要がある時でしょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
謙虚さを忘れない方法には以下のものがあります。
・自分の苦労を思い出す・今日の自分がある理由を考える
・謙虚さがなくなる時を知っておく
・常に高い理想を持つ・うまくいっている時ほど振り返る
・驕る時は謙虚ではない・自分の能力を過大評価しない
・他人の視点で自分を見つめる
・過去の自分の視点で自分を見つめる
自分が謙虚さを失った時は、自分でなかなか気付かないものです。謙虚さを失っただけであれば、困らないかも知れません。ところが、信頼を含め多くのものを失うことになりかねません。
謙虚さを忘れないように気を付ける必要があるでしょう。
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