焦りを抑える12の方法 それ以上オロオロしないで!
落ち込んでいるの?
落ち込んではいないけど、心配なことがあってね。焦ってしまうよ。
そんなに焦らなくても大丈夫だと思うよ。私が〝焦らない方法〟を伝授するよ。
焦りを抑える方法
客観的になる
ああ・・このままの調子の感じだと老後必要なお金を貯蓄出来ないかもしれないな・・
大丈夫だと思うよ。今は確かに少なくとも、無理のない計画で貯蓄しているんだから。
1人で物事を考えすぎて、1人で焦っている・・という経験がある人も多いのではないでしょうか?
焦りを生む原因の一つは、主観が強くなることです。心配症の人によくある状況です。焦りが生まれたら客観的になる必要があるでしょう。
データ、統計、自分以外の意見など、これらを見聞きし、自分の考え方が本当かどうか?を客観的に捉えてみることで、自分の焦りをコントロールすることが出来ます。
他者との比較をしない
・・・。
娘はちょっと人よりも話し始めるのが遅いかな・・
隣の子供は歩き始めているのに・・・うちの子は・・ 近所の同じ年齢位の子供はもう話始めているのに・・うちの子はまだ話さない・・ 親御さん達がそんな焦りを口にするのを耳にしたことはないでしょうか?
焦りを生む原因の一つは、他者との比較をすることです。他者と比較し〝自分は~よりも・・・だ〟と考えてしまいます。
そんな比較が焦りを生む要素となるのであれば、比較するのをやめてしまうことでしょう。〝自分は自分、他人は他人である〟と考えるようにしましょう。
自分軸を持って生きることを心掛けると、そのような他人との比較は減らせるでしょう。
全体像を考える
ああ・・貯蓄がなかなか増えないな。なんだか凄く焦るよ・・
そんなに心配しなくて大丈夫よ。今は教育費、住宅ローンで増えなくて当然よ。ただ、あなたが50歳を超えたあたりから、子供も学校を卒業し、住宅ローンの支払いもかなり終わるから、貯蓄が増えるタイミングになると思うわよ。
人間は現状があまり芳しくなければ、どうしても焦ってしまうものです。そんな状況では、全体像を思い描いてみると良いでしょう。
〝現在はこうでも、少し時間が経てば・・・になるのではないか?〟
受験生が受験勉強をしている時や、社会人が計画に沿って働いている場面では、現実に焦り振り回されるのではなくて、全体像をシッカリ確認することです。
全体像を思い描き、それが客観的なものであるのであれば、焦りはかなり減るはずです。
目標を高くしない
ああ・・全然痩せないわ・・
そんなことないよ。ちゃんと痩せているぞ。お前は目標が高すぎるから余計に焦るんだよ。
目標を高く持ち過ぎることは、焦る原因の一つになるでしょう。
例えば、ダイエットをしている時に15キロ痩せようと思うと、例え500グラム減っていたとしても、あまり減っているようには感じません。ところが2キロ痩せようと思うと、500グラム痩せていれば、かなり減ったと思うでしょう。
目標を高く持ちすぎることが焦りを引き起こす原因となる人は、あまり高く目標設定しないようにすることです。その方が焦りを減らし、やる気を維持して目標達成することに繋がるでしょう。
焦って良い事はないと考える
(オロオロ・・・)
そんなに焦って良い事はないから落ち着きなよ。
焦ると冷静に状況を把握できなくなり、ますます焦りが酷くなるものです。このような時はまず〝焦って良い事は何もない〟と考えることが重要です。
一度焦りの思考をストップすることで、案外冷静になれるものです。
どういう時に焦るか?を知る
そんなに焦らなくても大丈夫よ。
え?
あなたは自分が睡眠不足や疲れている時は冷静さを失って焦るわよ。大抵私の言っていることは当たるでしょう?
そうだね。君が言っていることは殆ど正しいな。
自分がどのような時に焦るか?ということを把握しているでしょうか?案外それを理解していない事が多いものです。
焦りを抑える方法の一つは〝どのような時に焦るか?を知っておく〟ことです。
例えば〝自分は睡眠不足や肉体疲労が激しい時に、よく冷静さを失い焦り易くなる〟ということが分かっていれば、そのような時でもうまく対処できる可能性は増えるでしょう。
〝どのような時に焦るか?〟は自分自身に対する客観性をもたらします。
専門家に意見を求める
ああ。このままペースの財政計画で我が家は大丈夫なのかな?
大丈夫よ。心配なら専門家に聞いてみましょう。
この状況なら全く心配ないですよ。このままのペースを保って下さい。
焦る場面でも〝この人から言われると不思議と焦りがなくなる・・〟という人はいないでしょうか?専門家はそのような一人であるはずです。
焦りが生じた時には、客観性を持つことで、それを抑えることが出来ます。客観性を持たせる方法の一つとして、専門家の意見を仰ぐことも有効でしょう。
素人の意見ではあまり信用ならないと考える人でも、専門家の言う事はかなり信用できるのではないでしょうか?
深呼吸をする
あああ・・
あなた深呼吸でもしなさいよ。
〝はい。深呼吸して!〟と今迄に何回も言われていないでしょうか?焦りを抑える一つの方法は、深呼吸をすることです。
焦ってしまう理由の一つは、ある問題を掘り下げてあれこれ余計なことを考えてしまうことです。一度その思考モードを断ち切る必要があります。
その為に簡単にできることは、深呼吸をしてみることです。意識的に深呼吸をし問題から離れてみることで冷静になれます。そして、焦りを抑えることが出来ます。
焦ったらゆっくりやる
ああ、メガネが見つからないぞ。
お父さん、ゆっくり探せば見つかるから。ゆっくり探して。
普段簡単にできる事でも、冷静さを失うと出来なくなるということは誰でも経験があるのではないでしょうか?
焦ると冷静さを失いがちです。このような時は、物事をゆっくり進めることで自分を落ち着けることが出来ます。ゆっくりやることで、滞りなく物事を進めることが出来ることが案外多いものです。
また、ゆっくりやることで、それ以上ミスを増やしたりなど二次災害を防ぐことにも繋がります。
車を運転している時に、時間に遅れそうだからと言って焦ると、大きな事故の原因になります。焦っている時ほど、冷静にやることが必要です。
余裕を持って行動する
あなた早めに家を出た方が良いわよ。いつも慌てて出かけるから、焦るようなことになるのよ。
確かにそうだね。じゃあいってきます。
スーパーで会計をする時にお金が足りないかもしれないと思うと焦らないでしょうか?一方、いつも財布に5万円を入れていることを習慣とする人は、そんな焦りはないはずです。
ギリギリで行動することは、焦りを引き起こす原因となります。
ですから、焦りを減らすためには余裕を持って行動することが必要になります。
約束がある時は、約束よりも15分位早く着くように行動する。金銭的に余裕がなくなる人は毎回大目に貯蓄しておく・・などです。
計画を立てて行動する
私は焦ってしまう性分です。焦ると、何もできなくなります・・。
〇〇さんが焦るのは当然だよ。だって無計画だから、いつも想定外の事が起きているようなものだよ。
焦り易い人の中には、物事の計画を全く立てていない人も案外いるものです。計画を立てていなければ、その場その場での判断を迫られます。つまり、全ての事が想定外になるのです。これでは焦ってしまうのは当然です。
このような人は、大まかにまず計画を立ててみると良いでしょう。あまり細かく立てる必要はありません。細かく計画を立てると、その通りに物事が進まない時にストレスになるからです。
余裕を持って計画をしておくと、焦りを抑えることが出来ます。状況を観ながら、時々計画を修正してみることで、さらに焦りを抑えることが出来るようになるでしょう。
想定外は起きると考える
今月は車の修理代がかなりかかったから、貯蓄が全然出来なくて焦るよ・・
まあ想定外なんてよくあることよ。だから大丈夫よ。
突然大きな出費に遭遇して焦ったことは誰にでもあるのではないでしょうか?
想定外の事が起きると、ビックリし焦りを生む原因の一つになります。
ですが、そんな時は〝想定外のことはよく起きるものだ〟と考えるよう努めてみることです。
毎回想定外の事が起きる訳ではありません。たまにそんな事が起きたとしても大きな問題にはならないものです。
まとめ
いかがだったでしょうか?焦りを抑える方法は以下になります。
客観的になる・他者との比較をしない
全体像を考える・目標を高くしない
焦って良い事はないと考える
どういう時に焦るか?を知る
専門家に意見を求める・深呼吸をする
焦ったらゆっくりやる・余裕を持って行動する
計画を立てて行動する・想定外は起きると考える
ちょっとした工夫をしたり、考え方を変えるだけで、かなり焦りを解消することが出来ます。仮に焦るような事態になった時には、とにかくまず冷静に対処するように努めましょう。
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