知らないふりをする10の心理的理由
誰しも知らないふりをしたり、知らないふりをされる経験があるよね?
そうだね。どのような理由で、そうしたり、されたりするのかな?
知らないふりをする心理的な理由は以下だよ。
知らないふりをする理由
目立ちたくない
目立ちたくないから、知らないふりをすることあるな。
「目立ちたくない」のは知らないふりをする理由の一つです。
人が知らないことでも、自分だけは知っていることはあるものです。
例えば、学校の先生に「この理由分かる人いるかな?」と尋ねられ誰も知らないような状況でも、自分は知っている時があるでしょう。
また、近所のおばさん達が「あそこのお宅、最近突然引っ越したみたいだけれど、何かあったのかしら?」と言っている時もあるでしょう。そんな時に自分は理由を知っているという時もあるでしょう。
どちらの場合でも、もし答えれば目立つのではないでしょうか?目立つ人になるのは嫌だから敢えて知らないふりをしておこう と考えることは多くの人が経験していることではないでしょうか?
嫌われたくない
知らないふりをする理由の一つは「嫌われたくない」です。
こちらが知っているような話を延々と続けられると、つまらないと感じるのは誰でも同じではないでしょうか?
ところが、そのような時にこちらが知っている素振りを見せると、相手から反感を買うこともあるでしょう。話をとにかく聞いて欲しいというタイプの人もいるものです。相手がジックリ話を聞いてくれないことに反感を持てば、それは思わぬ形で恨みに代わることもあるかもしれません。
知らないふりをする理由には、嫌われたくないこともあるでしょう。
相手に対する気遣い
知らないふりをすることで相手を傷つけないこともあるね。
「相手に対する気遣い」は知らないふりをする理由の一つです。
人知れぬ苦労をしている人がいるものです。相手の苦労を知っているから、少し助けてあげたいなと応援したくなる人がいるものです。
ところが、そんな応援したくなるような人でも、本人が気にしているようなこともあるでしょう。出来れば、他人には知られたくないようなことです。そのような事は、敢えて知らないふりをすることが相手に対する気遣いとなるでしょう。知らないふりをすることは、悪い事ばかりでもないでしょう。
相手のプライドを考えている
知らないふりをする理由の一つは「相手のプライドを考えている」です。
「なあお前知っているか?これは〇〇なんだぞ。」と持っている知識を披露する上司などがいないでしょうか?
そんな時に「そんなこと、とっくのとうに知っているのにな。」と内心思うことがないでしょうか?
もし、そのような場合に「それは〇〇だからですよね?」などと答えれば、相手のプライドをへし折ってしまうことになるでしょう。そんな時は、相手の気持ちを尊重し敢えて知らないふりをすることもあるでしょう。
能力を隠したい
「能力を隠したい」のは知らないふりをする理由の一つです。
自分に圧倒的な能力があれば、人から敵視されることもあるのではないでしょうか?
例えば、会社で働いているとそれまで友好的だった人が突然敵となることもあるものです。理由の一つは妬みという感情が原因でしょう。自分が人よりも様々なことに精通していて仕事が出来れば、上司から褒められることなどがあるでしょう。そのような時に、それを妬む人もいるものです。
そのようなトラブルを未然に避けるために、自分が知っていることでも能力を隠すために知らないふりをするのは多々あるでしょう。
どうでもよいと思っている
知らないふりをする理由の一つは「どうでもよいと思っている」です。
「そんな話をしてどうするのだろう?」「その話をして何が面白いのだろうか?」と相手の話を聞いて思うことはないでしょうか?いわゆる、どうでも良い話です。
そのような話に対して、同意を求められたり、話を振られたりする時に知らないふりをすることは非常に便利なものでしょう。どうでもよいと思っている話についてそれ以上付き合わなくて済むでしょう。
自分の内面を知られたくない
自分の内面を知られたくなくて、知らないふりをする人もいると思うよ。
「自分の内面を知られたくない」のは知らないふりをする理由の一つです。
最近は、自分の内面を知られたくないという人が多いのではないでしょうか?自分の趣味嗜好というものを他人に知られたくないという状態です。
例えば「ドラマの〇〇をみた?」とクラスメイトで話題になったとしても、その話に関して無関心を装ったり、知らないふりをする人がいます。このような反応は、自分の内面を他人に知られたくないからでしょう。
余計な情報を相手にあたえたくない
知らないふりをする理由の一つは「余計な情報を相手にあたえたくない」です。
何でもペラペラ話す人がいます。ペラペラ話す人の中には、自分の憶測で物事を話しているのにも関わらず、まるでその話を誰かから聞いたかのように話をしたり、話に尾ひれをつける人もいるので困ったものです。
このような人に対する対処の仕方として一番無難な方法は、相手に余計な情報を与えないことではないでしょうか?そのような時に「知らない」と知らないふりをすることは無難な方法の一つでしょう。
相手と距離感を保ちたい
知らないふりをすることは、相手との距離感を保つのに良い方法の一つだね。
「相手と距離感を保ちたい」のは知らないふりをする理由の一つです。
「この人とはあまり一緒にいたくないな」と感じる、関わらない方がいい人が出てくる時はないでしょうか?人間関係の距離感を保つことで苦手な相手とそれなりに共存することが出来るものです。
この距離感を保つ時に有効な方法の一つは、知らないふりをすることではないでしょうか?相手が何か話をしてきても「そうなんですか。」などと知らないふりをすることで、相手はそれ以上会話を継続することが出来なくなるでしょう。結果として距離感を縮めることは出来なくなるでしょう。
いい人であると人は疲れるものです。それは、人に気を遣わなければならなくなるからでしょう。知らないふりをすることは、いい人をやめる方法の一つです。そうすることで、他者との距離感を保ち精神的疲れを減らせるでしょう。
自分の考えに確証が持てない
知らないふりをする理由の一つは「自分の考えに確証が持てない」です。
人と何かの話題について話をしている時に、自分の考え方に確証が持てないことはないでしょうか?そんな時に相手から意見を求めれても困るものです。考えがまとまっていないのに答えることは非常に難しいでしょう。
そんな時に知らないふりをするというのは、実に便利で都合が良いものではないでしょうか?こちらが知らないとなれば、相手がそれ以上話を続けることもなくなるでしょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか?知らないふりをする心理的理由は以下になります。
目立ちたくない・嫌われたくない
相手に対する気遣い・相手のプライドを考えている
能力を隠したい・どうでもよいと思っている
自分の内面を知られたくない・余計な情報を相手にあたえたくない
相手と距離感を保ちたい・自分の考えに確証が持てない
知らないふりをするのにも様々な理由があるものです。自分の内面が理由の場合、相手の立場を考えての場合など様々です。人間関係を円滑なものにするためには、時々知らないふりをすることが有効な場合もあるのではないでしょうか?
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