目先の利益を追う人13の特徴
目先の利益を追って失敗した人の話をたまに聞くな。
人間はそれだけ欲深いものなのね。
目先の利益を追って失敗する人にはどのような特徴があるかな?
目先の利益を追う人の特徴
長期的な利益を計算出来ない
長期的に利益を上げることを考えると、目先の利益などつまらなく思えるよ。
目先の利益を追う人の特徴の一つは「長期的な利益を計算出来ない」です。
商売は勿論のこと、様々な点において目先の利益ばかりに目がくらみ、長期的な視点を見逃している人がいます。
例えば、人を騙して人の期待を裏切るようなことをする人がいます。騙した方は、一時的に得することもあるかもしれません。ところが、人に裏切られたら大抵の人はそれを忘れないものです。
この人は他の人に自分がされたことを言う可能性もあるでしょう。また、人への恨みという形になり、復讐心が湧いて恐ろしいことをやり返してくることもあるかもしれません。目先の利益に目がくらみ、沢山のものを失うことになるのです。長期的な利益を計算出来ないからこそ、そのような結末になるのではないでしょうか?
ずるい事をする
「ずるい事をする」のは目先の利益を追う人の特徴の一つです。
目先の利益を追う人が一番よくする事は、ずるい事ではないでしょうか?例えば、お金にだらしない人にお金を貸してお金が帰って来なかった・・という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?
ずるい人は例えば3000円を返さないような目先の利益で物事を考えるものです。たとえそのような形で3000円を儲けても、お金を返してもらえなかった方は、それを忘れることは無いでしょう。その結果、そのことを知り合いに言うかもしません。会社の中でそんな話が伝われば、3000円をだまし取って得られた利益など吹き飛んでしまうでしょう。実に愚かなことではないでしょうか?
押し売りをする
押し売りをする人は苦手だわ。
目先の利益を追う人の特徴の一つは「押し売りをする」です。
目先の利益を追う人やお店は大概押し売りをしたがることが多いのではないでしょう?口が達者な人が強引に売り込みをしてきたり、酷い場合になると脅迫まがいの悪質で強引な押し売りをする店もあるでしょう。良い営業マンや良いお店はそのような事はしないでしょう。
このような悪人や悪徳店は、目先の利益ばかりで、今目の前にいる人に売りつけなければ商売が回らなくなる構造になっているものです。根本的に何か間違った商売をしているのでしょう。
大穴ばかり狙う
「大穴ばかりを狙う」のは目先の利益を追う人の特徴の一つです。
目先の利益を追う人は、大穴ばかりを狙うことが多いものです。例えば、店の一番高い商品ばかりを、いかがわしい手法や、強引な方法で売りたがるのではないでしょうか?
ちょっと商品を手に取っただけで、たたみかける様なセールストークをしてくるお店などがあるものです。何十万円もするような商品をそのような方法で売り始めたりします。ところが、このような大穴狙いでうまくいくことはなかなか無いのではないでしょうか?
一方で、目先の利益を追わない人は、何千円かの商品を沢山の人に安定して買ってもらい、お客さんと信用関係を築いてから自分が本当に納得いく高額商品を売るようになります。
抜本的な解決をしたがらない
問題解決を意図的に遅らせるのは最悪だな。
目先の利益を追う人の特徴の一つは「抜本的な解決をしたがらない」です。
私の知り合いがある問題を抱え、ある場所に行ったものの、なかなかその問題が解決されず、いつもその場しのぎの事をされるので「これはおかしいぞ」と思い、同業の別の場所に行ったのだそうです。そして「これでは解決になっていませんよ。」と伝えられたのだそうです。
この時の話に驚きつつ、知り合いがアドバイスに従うと、すぐに問題が解決されたのだそうです。
最初の場所は、あえて抜本的な解決をせずに、その場その場しのぎの事をして利益を取ろうとしたのでしょう。一方で、後者の場所では抜本的な解決策を提案しスグに問題解決したのです。スグに解決したので、この時はこれしか利益を上げることは出来ませんでしたが、これでお客さんからの信頼を得た以降リピートしてくれているのです。長い目で見ると後者の方が得です。ちなみに最初の場所は今では閑古鳥が鳴いているのだそうです。せこい手をつかったために天罰が下る人になったのでしょう。
口コミ客が少ない
「口コミ客が少ない」は目先の利益を追う人の特徴の一つです。
目先の利益を追っている人やお店は口コミ客が少ないことが多いのではないでしょうか?これは、大体どの業種にも言えることではないでしょうか?
目先の利益を追った結果、相手を欺くような方法を取ったり、強引にサービスを売りつけるようなことをすると、誰もお客さんを紹介しようと思うことはないでしょう。
一方で、相手に対して満足いくようなサービスを提供する人やお店は、それなりの確率で口コミで来店してくれるお客さんが出てくるものです。
小さな利益を侮る
目先の利益を追う人の特徴の一つは「小さな利益を侮る」です。
毎月必ず2000円使ってくれるお客さんがいるとしましょう。年間で24000円の売り上げに繋がります。一方で、半年に1万円使ってくれるお客さんがいるとしましょう。年間で20000円の売り上げになります。
1万円の売り上げを出してくれるお客さんの方が印象は強いですが、毎月2000円使ってくれるお客さんの方が1年間では4000円多く使ってくれていることになります。
毎月通ってくれるお客さんが店主と仲良くなり、知り合いを何人か連れて来てくれるとしたら利益は更に大きくなります。その知り合いが店を気に入ってくれれば、さらにお客さんを連れて来てくれることとなり、ますます利益は膨らみます。
リピーターを持たない
「リピーターを持たない」のは目先の利益を追う人の特徴の一つです。
たまに「値段ばかり高くて、ちっとも美味しくないな・・」という飲食店がないでしょうか?そのように感じるお店には、一般的に二度と行こうと思わないでしょう。
真面目に仕事をして、値段に見合ったサービスを提供し続けると、ある一定数は確実にリピーターになるものです。リピーターが増えれば経営も安定し、詐欺まがいの怪しいことをする必要もなくなります。
リピーターを持たない人やお店は、今目の前のお金しか考えていません。ところが、目先の利益を追わない人は長期的に安定して儲けることを考えるものです。
態度が横柄
態度が横柄なところは、長い目で見ると損をしていると思うな。
目先の利益を追う人の特徴の一つは「態度が横柄」です。
なじみのお客には愛想が良いのに、初めて来店した人や、一回のサービスしか購入してくれない人に対して、態度が横柄な人や店があります。
目先の利益を追う人は、初めての人や一回しかサービスを購入しないお客さんを侮るものですが、リピーターはその初めての人や一回のサービスしか購入しないお客さんからも生まれます。
そのような人を大切にしてこそ、長い間安定した経営が出来るのではないでしょうか?
欲に目が眩む
「欲に目が眩む」は目先の利益を追う人の特徴の一つです。
「あなたの無くしたものはこちらの〇〇でしょうか?」という童話を聞いたことがないでしょうか?欲に目が眩んだ方は、後で痛い目にあったのです。
目先の利益を追い求めると、ついつい欲に目が眩むものです。人を騙して30万円獲得できるものと、人を騙さないで3000円を得るものを天秤にかけた時に、欲に目が眩んで前者を選ぶ人は長い目で見ると失敗していることが多いのではないでしょうか?
同業者や仲間から軽蔑される
同業者や仲間から軽蔑されるようなことをしていると、終わってしまうと思うわ。
目先の利益を追う人の特徴の一つは「同業者や仲間から軽蔑される」です。
いかがわしい商売やサービスを提供し、同業者や仲間から軽蔑される人やお店がたまにあるものです。軽蔑されるのは当然ではないでしょうか?
真っ当なサービスを提供しているのに、同業他社が目先の利益に目がくらみ、胡散臭いことを始め、業界全体が風評被害にあうようなことにもなりかねないからです。
相手によって態度を変える
「相手によって態度を変える」のは目先の利益を追う人の特徴の一つです。
どこかのお店に行った時に、お金持ちそうに見えるお客さんに凄く愛想が良いのに、庶民的に見える人に対しては、あしらう様な素振りをし、接客している場面に遭遇したことはないでしょうか?
相手によって態度を変えている人やお店は大概うまくいかないことが多いのではないでしょうか?見かけだけでは判断できない場合もありますし、嫌な接客をされたお店には二度と行かないばかりか、悪い評判を他の人に伝えることにもなるでしょう。
最終的に沢山のお客さんに商品やサービスを購入してもらう事が重要です。相手によって態度を変えるという目先の事ばかり考えると、痛いしっぺ返しを食らうことになるのではないでしょうか?
相手の気持ちを考えない
相手を喜ばせると、最終的に大きな儲けになると思うな。
目先の利益を追う人の特徴の一つは「相手の気持ちを考えない」です。
人の気持ちがわかる人や相手の気持ちを考える人は、目先の利益を追う様なことはしないのではないでしょうか?そんな事をしても相手から嫌われて何も得がないからです。
自分が強引に売りつけられたり、騙されて購入した時に、次にどのような行動をとるのかハッキリ理解できるからです。
目先の利益を追わない人は、相手の気持ちを考え、人に喜んでもらうことをまず考えるものです。
まとめ
いかがだったでしょうか?目先の利益を追う人の特徴は以下になります。
長期的な利益を計算出来ない・ずるい事をする
押し売りをする・大穴ばかり狙う
抜本的な解決をしたがらない・口コミ客が少ない
小さな利益を侮る・リピーターを持たない
態度が横柄・欲に目が眩む
同業者や仲間から軽蔑される
相手によって態度を変える
相手の気持ちを考えない
目先の利益を追う人は、自分が長い目で見ると損をすることに心から気づけていないのではないでしょうか?そのような姿勢が、自分の信頼を損なう方向へと向かわせて、最終的にお金も含めて多くを失うのでしょう。残念な結果ではないでしょうか?
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