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短絡的な人の20の特徴・原因・治し方!

人生

短絡的な人の特徴・原因・治し方!

ピゴシャチ
ピゴシャチ

この間、近所のおば様が旦那さんに『だから短絡的なんだ!』と怒鳴られているのを見て、朝から驚いたよ。

イタチ
イタチ

気の毒ね・・ 短絡的な人ってどんな人かな?

短絡的な人の特徴

短絡的な人とは「物事の根本や道筋などを深く考えずに、原因と結果などを単純に結び付けてしまう人のこと」です。物事を深く考える人とは、真逆の人でしょう。

短絡的な人にはどのような特徴があるのでしょうか?

矛盾点が多い

短絡的な人の特徴の一つは、矛盾点が多いことです。

人の話を聞いていると「あの時の話から考えるに辻褄が合わないな?」と思う事はないでしょうか?

短絡的な考え方をする人は、前回までと大きく異なる・・という事が往々にしてあります。よく物事を考えることなく、その場その場で答えを出したり発言するために、矛盾した話になるのです。

的外れな話をすることが多い

どうして隣の子は的外れな話をすることが多いのかな?

短絡的な人の特徴の一つは的外れなことが多い事です。

何か問題が起きた時に、短絡的な発想をする人は的外れな解決策を取ろうとしたりします。

例えば、野球の試合で負けた時などに、短絡的な監督は「気合が足りないからだ」などと言ったりします。一方、短絡的でない監督は的外れな精神論で片付けようとせずに、問題の本質を掘り下げて考えようとします。

また、短絡的な人の話は的外れなことも多いものです。熟慮の上で答えを出すのではなく、適当に場当たり的な答えを出すので、ポイントを掴まえない、ずれた話をします。

血の気が多い

短絡的な人の特徴の一つは、血の気が多い事です。

すぐに癇癪を起す人、すべてに当てはまるわけではないですが、物事をよく考えないで、短絡的な性格の人はすぐに腹を立てる傾向があります。

時間が経過してからあれこれ考えてみると「ああいう考え方もできた」「こういう考え方もできた」 と冷静になることも出来ますが、何か人から言われると考える事がなく、頭の中のヒューズが飛ぶタイプの人です。

正面突破したがる

強引に進まなくとも別のやり方もあるのにな・・

短絡的な人の特徴は、正面突破したがる ことです。

例えば、人を説得しようとしたとします。相手がなかなかこちらの意見を聞きたがらないという場面が往々にしてあるものですが、短絡的な人は自分の意見を無理やり押し通そうとします。

緩急織り交ぜ、押すところ、引くところ組み合わせながら説得すれば、よりスムーズに運ぶものを、強引に突き進もうとして失敗してしまうことが多くあります。

また、人から嫌がらせをされたとします。短絡的な思考をする人は、相手に対して分かるように仕返しをします。やられたことに対して、正面突破で攻撃しようとするので、さらに大きな火種を作ってしまいます。

仕返しをするにしても、外堀を少しずつ時間をかけて埋め、敵が誰なのかわからないようにする方が相手に恐怖感を与え、そして恨みを買うリスクも減ります。

視野狭窄的な考え方

視野狭窄的な考え方をするのも、短絡的な考え方の人にしばしば見られる特徴の一つです。

もう少し、全体像を考えてみれば良い解決策があるだろうに、そう考えることもない・・ 他の選択肢を検討することもなく、何か一つのやり方にこだわる人・・ を誰しも見たことがあるのではないでしょうか?

日常的に〝困った困った〟と沢山の問題を抱えている人の話を聞いていると、人間関係において四角四面な性格の為に、自分のやり方を相手に頑なに押し付け他者と協調出来なかったり、バランス感覚に欠けていることで人から誤解を受けていることがよくあります。

短絡的な思考習慣が出来上がってしまうと、このように視野狭窄的になり、様々な問題がそこから派生して生まれるのかもしれません。

反知性的である

上司からは知性が感じられないな・・

短絡的な人の特徴の一つは、反知性的であることです。

短絡的な思考をする人は、自己陶酔的などうもこうもない話をするものです。話をしている方は大満足しているかもしれませんが、聞かされている方は薄っぺらな話を延々と聞かされるのは苦痛な時間、時間の浪費に感じるのではないでしょうか?

話を聞いているふりをして、頭の中は別なことを考えているかもしれません。

偏見が強い

「〇〇人は〇〇に違いない・・」 「〇〇は絶対にこういう人に違いない」

短絡的な考え方をする人の特徴の一つに、偏見の強さ、根拠がない思い込みがあります。誰かのことを上から目線で話をしている人にこういった人が多いのではないでしょうか?

また、テレビのニュースなどで報道される社会的弱者を差別的な目でみたり、自分の意見を正当化するために、屁理屈を言い出したりする人達でもあります。

少し冷静に、客観的に考えてみれば、短絡的な判断から生じる偏見は解消されるかもしれません。

雰囲気に流されやすい

短絡的な人の特徴の一つは、雰囲気に流されやすい事です。

「あの人、同じ問題に対して、この間はあんなことを言っていたのに、別の人には違う事を言っているな・・」と感じることはありませんか?

ずるい性格で、このように風見鶏的に立場を変える人もいるかもしれません。ですが、悪気はないのにこうする人もいるものです。

そのような人は、雰囲気に流されやすいのかもしれません。自分の頭の中で人の意見を考えてみたり、自分の考えを分析してみる力が弱く、なんとなく人に同調する傾向があるのかもしれません。

根拠がない話が多い

もっと話に根拠が欲しいな・・

根拠がない話が多い のも短絡的な人に見られる特徴の一つです。

どうしてそうなるのか?と尋ねても「何となく」と答える人を見たことはありませんか?

相手と何かについて話し合いをした時に、対立が起きることがあります。こんな時は相手の言い分を聞きつつ、こちらの意見を主張するものです。

こんな時、短絡的な発想をする人は小首を傾げたくなるような理由を言い始めたり、何度話を聞いても腑に落ちないようなことを言うものです。話に信用性がないのです。

楽観主義者

短絡的な人に見られる特徴の一つは〝楽観主義者〟であることです。

根拠がないのに、妙に楽観的な結論や判断をする人を見たことはないでしょうか?

例えば「来年までに〇〇をしておいた方が良いのではないですか?」とこちらから伝え「そんな事心配しなくても大丈夫だよ。」と言われたのでそれを信じてみた・・だけど、その時が来てみると〝やはりだめだった〟という事があります。

こういう場合、相手は短絡的発想でただ大丈夫だと言っているのみです。

詰めが甘い

うちの社長は詰めが甘いな・・

詰めが甘いのも、短絡的な人に見られる特徴の一つです。

計画のスタートからゴールまで考えることなしに、スタートだけ切ってしまい、その後の始末を周囲がすることになる・・ という状況を見たことはありませんか?

同じ業界のライバルがある企画を始め、その調子が良さそうなので〝自分のところもやろう〟と経営者が始めたものの、その計画の中に潜むリスク、今後生じるであろう展開 などは全く考えず、後々沢山の問題が生じた・・問題が生じた時に、言い出し始めた経営者が責任を取ることはなく、部下に「どうにかしろ」というのみである・・ という状況です。

短絡的な考えの人は詰めが甘い事が多いものです。

理不尽な話をする

短絡的な人の特徴の一つは、理不尽な話をすることです。

一方的に理不尽で支離滅裂な話をする人を見たことはありませんか?

学校の先生が生徒に怒ったとします。この時に実は先生の勘違いであり、本来は謝罪すべきところに先生がそうせず、生徒がそれを指摘したところ「ガキの癖に生意気だ」と怒鳴り始めるケースです。事実を指摘され逆上し、不誠実な対応、暴論を展開するようなケースです。

短絡的な発想をする人は物事の道理を考えるのではなくて、自分の気分やプライドを優先し理不尽な話をする傾向があります。

ワンマンになる

上司がワンマンでなかったらな・・

短絡的な人の特徴の一つは、ワンマンになることです。

「黙って俺について来い」という人は頼りがいがあるとも言えます。一方で、自分の考え方を盲目的に過信してしまう人かもしれません。

組織で働き、上の立場になればなるほど、牽引力が必要になるのも確かです。ですが、短絡的になり過ぎてワンマンになっては人は付いて来なくなるのではないでしょうか?

「俺がトップだ。俺のやり方に従えばよい」というタイプで、誰の指図も受けない という経営者がいます。

ワンマンぶりも、好き勝手なやり方がうまく行っている間は、型にはまらない斬新なやり方と持ち上げられます。ですが、度を越えると常軌を逸したやり方と呼ばれ、下の者はいなくなり、ワンマン経営者が困り果てる・・という展開になります。

聞く耳を持たない

短絡的な人の特徴の一つは〝聞く耳を持たない〟ことです。

相手が何かを説明しようとしても、聞く耳を持たずに、自分の意見ばかり通そうとする人を見たことはありませんか?人の話を聞かない人です。

頑固なお父さんが息子や娘の言う事に聞く耳を持たずに、その場の気分で息子や娘と喧嘩をしたり、勘当し、結果として絶縁状態になるようなケースなどをよく聞きます。

短絡的な性格の人は、このように、聞く耳を持たない という一面が見受けられます。

熱しやすく冷めやすい

向かいの子あんなに昨日まではりきってたのに・・

「あれほど 頑張りますと昨日まで言っていたのに、今朝出勤してきたら意欲を失っている・・」といった社員を見たことがありませんか?

また「意気込んで始めた趣味が1ヶ月も続かない・・・」という人を見たことはありませんか?

短絡的な人は、熱しやすく冷めやすい傾向があります。

飽き性で、辛抱が足りない傾向があります。長期的な観点において、今自分は何をしなければならないか?などと考えたり、自分を自制できない傾向が見受けられます。結果として、熱しやすく冷めやすくなってしまうのです。

性急すぎる

短絡的な人の特徴の一つは、性急すぎるということです。

大事な契約なのに、詳細を検討することもなく、短時間で結論を出そうとする人などを見たことはありませんか?

または、相手に対してすぐに腹を立て暴言を吐いてしまい、人間関係破綻に繋がった人を見たことはありませんか?

短絡的な性格な人はこのように、慌てて判断したり短気で損をしてしまうことがあります。

一貫性がない

先輩この間言っていたことと違うな・・

短絡的な人の特徴は、一貫性がないことです。

「つい先日までさんざん悪口を言っていた人を、親友と呼んだかと思えば、また以前のように悪口を言う対象にしている・・」という人や「これを買います。やっぱり買いません。ああだけどやっぱり買います・・」という具合に、コロコロ言うことが変わる人を見た経験はないでしょうか?

短絡的な人は、一貫性がありません。その時その時の状況や気分で判断が変わります。このような人が自分の周りにいる時は、気をつける必要があります。味方だと思っていた人が突然寝返ったり、言っていたことを、言っていないと言い出したりします。目に見える形で記録として保存しておく方が無難です。

現実的でない話をする

短絡的な人の特徴の一つは現実的ではないことです。

新規顧客獲得が過去のデータからみて1ヶ月辺り10人であるのに「気合を10倍にすれば100人になる」などと、とても現実的ではない事を口にする上司や経営者を見たことはありませんか?

やり方を変えれば効率が10倍になる事はあり得ます。ところが、具体的ではない気合の話をされても現実的ではありません。

先入観が強い

うちの主人は先入観が強くて困るわ・・

短絡的な人の特徴は、先入観が強い事です。

人を妙に疑ってみるけれど、全く根拠のない思い込みをしている人はいないでしょうか?こちらが色々と事例を挙げて説明するけれど、本人が思い込んでいて、説得するにも時間がかかるタイプの人です。

また、先入観が強すぎると本来する必要のないミスをしたり、必要のない誤解を他者に与えてしまうリスクもあります。

短絡的な性格な人は、このように先入観の強さから損をしてしまう傾向があります。自分がそのような性格だと思うのであれば、冷静にそして客観的になるよう努める必要があります。

物事の本質が見えていない

短絡的な人の特徴の一つは、物事の本質が見えていないことです。

子供に「勉強しなさい」と怒鳴りつけるけれど、理解力が低くて勉強する気が起きないという本質を見逃している母親などがいるのではないでしょうか?

この場合、解決しなければならない問題点は理解力を付けて上げることです。理解力を付けることが重要であるのに、勉強をしなさいと叫ぶだけでは、何も意味を成しません。

短絡的思考 原因

 

短絡的な思考の原因は以下のようなものが考えられます。

・育った環境

・物を考えない習慣の継続

 

物事の本質をよく考えない環境で育つと短絡的な思考習慣に陥る可能性はあります。

例えば、子供が母親に「あれはどうして?」と尋ねても、母親が「そんなことはどうでも良いわよ」と答えたり、「うるさいわね」などと答えると物を考えるという習慣はなくなるのではないでしょうか?

また、何かを子供が論理的に話そうとしても「理屈ばかり言うな」と怒る人が身近にいれば、本質的に物事を考える習慣はなくなってしまうのではないでしょうか?

物事を考えない習慣が一度身に付いてしまい、その状態で生活が続いていると、その習慣は継続していくことになります。そうなると、さらに物事を考えない習慣が身に付いてしまう悪循環に陥ります。

短絡的思考の治し方

様々な可能性を検討するのが大事だな・・

短絡的な思考を治すには、一つの可能性だけに囚われず、別の可能性をいくつか考えてみる習慣を持つことではないでしょうか?

例えば、勉強をして成績が上がらない時に「自分は頭が悪いんだ」と考えるのではなくて、別の可能性を考えてみることです。

・やり方の順番を間違っているのではないだろうか?

・今の自分の水準に合っていないことをしているのではないだろうか?

・使っている参考書が悪いのではないだろうか?

勉強が出来ないという状況でも、色々な可能性があります。短絡的に勉強が出来ないと結論付けることを習慣にしていると、いつまでたっても状況は改善しません。

このように、日常的に何かについて考える際に、短絡的に結論を出すのではなくて、複数の可能性をまず検討してみることが重要です。

短絡的な人が嫌いな人はどうするべきか?

短絡的な人が嫌いという人は沢山いるのではないでしょうか?

ジックリ物事を考えてみる人からすると「どうして何も考えないのだろうか?」「どうしてこちらの主張を全く聞かずに理不尽な話を押し付けるのであろうか?」と思う事が多々あるのではないでしょうか?

こんな時は、その人の事を嫌いになるのではなくて、自分を基準で考えると損をする と割り切ることが重要でしょう。誰しも自分のように考えることが出来るものではありません。また、相手は短絡的であることに気が付いていない可能性もあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?短絡的な人の特徴は以下になります。

 

矛盾点が多い・的外れな話をすることが多い

血の気が多い・正面突破したがる・視野狭窄的な考え方

反知性的である・偏見が強い・雰囲気に流されやすい

根拠がない話が多い・楽観主義者・詰めが甘い

理不尽な話をする・ワンマンになる・聞く耳を持たない

熱しやすく冷めやすい・性急すぎる・一貫性がない

現実的でない話をする・先入観が強い

物事の本質が見えていない

短絡的で良い事はほぼ何もないと言って良いでしょう。短絡的な性格、考え方をする傾向がある人は改善する方が良いでしょう。

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