こだわりが強い人10の特徴
こだわりが強い人がいるよね。
そうだね。それがうまく作用すれば何も問題はないけれど、悪く作用した時は様々な問題を起こすね。
こだわりが強い人の特徴には以下のようなものがあるよ。
こだわりが強い人の特徴
自分の考えを曲げない
こだわりが強い人は自分の考えを曲げないわね。
「自分の考えを曲げない」のはこだわりが強い人の特徴の一つです。
自分の考えに自信を持つのは良い部分もありますが、悪い部分もあるものです。
例えば、人間は、多くのミスを犯すものです。そんな時に、それを親切に指摘してくれる人がいます。
ところが、この親切な指摘にも関わらず、自分のやり方を信じ込み、自分の考えを曲げない人がいます。こだわりが強すぎるからです。
研究者などであまり協力作業を必要としない立場であれば、これでも良いのかもしれません。相手の指摘が間違いであり、自分の考えを推し進めると、大きな発見に繋がる可能性などもあるでしょう。
一方で、チームプレイを必要としている時に、一人がこのような状態の時はどうでしょうか?全体としての進度は著しく低下し周囲に迷惑をかける存在となるでしょう。
柔軟性にかける
こだわりが強い人の特徴の一つは「柔軟性にかける」です。
会社に入り、最初の数か月で会社に来られなくなった新人さんを観たことがあります。理由は柔軟性に欠けることでしょう。組織に入れば、様々なタイプの人がいます。また、業務も様々な物があります。その業務を進めるやり方も人によって色々です。この新人さんは、この色々ある状況に適応出来ずに、会社に来られなくなってしまったのです。
新人で不慣れでミスすることなど沢山あります。それに伴い人から指摘されることもあるでしょう。「ああまたミスしてしまったなあ」とミスを割り切れれば良かったのかもしれません。ですが、そのように思えなかったのでしょう。そして、会社に来られなくなったのです。
こだわりが強い人だったのでしょう。
ムキになる
ムキになられると困るな。
「ムキになる」のはこだわりが強い人の特徴の一つです。
小学から大学まで常に孤独で、大学生の時に学校に一年ほど通えなくなった人を知っています。元々は、非常に正直でやさしい人であるのですが、問題は、こだわりが強すぎてなかなか自分の考えを曲げることが出来ずに、人から指摘されるとすぐにムキになったり、腹を立てたりすることがあることでした。
こだわりが強くて、人から指摘された時に「そのような考え方もあるのだ」と考えを切り替えることが出来ずに「自分の考え方が絶対に正しい!」と争う姿勢なのです。これではうまくいくものも、うまくいかなくなってしまうでしょう。
強情
こだわりが強い人の特徴の一つは「強情」です。
こだわりが強い人の問題点は、強情であることではないでしょうか?
病院嫌いの老人がいないでしょうか?明らかに身体に問題があり家族が病院に行くように強く薦めても「自分の老い先は自分で決める」と頑なに言い張り、病院に行かないのです。非常に強情な人です。何がその強情ぶりを作り出しているのか?周囲も理解できずに途方に暮れるパターンです。
こだわりが強い人は、強情であることが多いものです。
他の事に目がいかなくなる
「他の事に目がいかなくなる」のはこだわりが強い人の特徴の一つです。
こだわりが強い人は、一つの事に囚われて、他の事に目がいかなくなることが多いのではないでしょうか?
例えば、何かの仕事を任せられ、その仕事に没頭すると、それを感心するほど早く仕上げることが出来るものの、他の仕事はおざなりになるなどです。一つのことに集中し過ぎて、全体に気を配ることが出来なくなると言う状態です。
妥協しない
こだわりが強い人の特徴の一つは「妥協しない」です。
こだわりが強いと、悪いことが多いようにも感じますが、良いところもあるでしょう。
知り合いの研究職の人は、非常にこだわりが強く、一匹オオカミみたいな人なのですが、そのこだわりから来る、妥協しない姿勢のおかげで他の人にはないユニークな視点を持ち、研究者として成功しています。他の人は同じような発想が出来ないようで、その分野においてその研究者の独壇場となっているのだそうです。
こだわりの強さがうまく機能した例ではないでしょうか?
人間関係に問題が生じることがある
こだわりが強ければ、人間関係で問題が生じることがあるわね。
「人間関係に問題が生じることがある」のはこだわりが強い人の特徴の一つです。
こだわりが強い人は、何かと人間関係で問題が生じることが多いのではないでしょうか?以前、職場で多くの人と問題を起こす、嫌われるおばさんがいました。多くの人から嫌われる人でした。私も正直なところ、非常に苦手としていました。
このおばさんの問題は、仕事が雑で明らかに改善が必要であるのにも関わらず、非常にプライドが高くて、負けず嫌いな人であり、周りの話を聞き入れず、改善しないことでした。仕事をきちんとしてくれれば何も文句はないのですが、問題だらけで困ったものです。
これでは、人間関係に問題が生じてしまうでしょう。
わがままに思われる
こだわりが強い人の特徴の一つは「わがままに思われる」です。
日常生活において、異常にこだわりが強い人の話を聞いたことがないでしょうか?
例えば、職場からの帰宅後、食事をしてからお風呂に入るという人が、奥さんが育児に追われ夕食の準備が終わっておらず「今日は先にお風呂に入ってきて」とお願いすると、非常に機嫌が悪くなる人です。育児をしていれば、計画通りに進まないこともあるでしょう。
先に風呂に入った方が、後から入るよりも手間が省けて良いと考えることも出来るでしょう。ですが、そのように柔軟に考えることが出来ずに「どうして食事が出来ていないのだ!」と声を荒げてしまうのです。
こだわりが強すぎると、わがままだと思われることが多々あるのではないでしょうか?
聞く耳を持たない
こだわりが強すぎると聞く耳を持たなくなるね。
「聞く耳を持たない」のはこだわりが強い人の特徴の一つです。
少し前に話をした、多くの人との人間関係に問題が生じるおばさんは、こだわりが強く聞く耳を持たないことが大問題でした。
仕事をするとミスが多いため周りが修正を求めることになるのですが、ああでもない、こうでもないと言い訳ばかりして、聞く耳を全く持とうとしないのです。
そのおばさん一人で完結する仕事であれば「好きにやらせておくか」となるのかも知れませんが、そういう訳にもいきません。
仕事を与えない訳にもいかず、上司も周りの人も非常に困り果て、毎日のように「早くいなくなって欲しい」と切実に願ったものです。
熱弁をふるう
こだわりが強い人の特徴の一つは「熱弁をふるう」です。
こだわりが強い人は、良く言えば自分の世界を持っており、悪く言えば自分以外の世界があまり見えていない人が多いのではないでしょうか?
自分の話に夢中になると、熱弁をふるい、興奮した状態となり周囲が見えなくなることがあるのではないでしょうか?人が引いているのに、自分の信じていることを延々と話し続けたりするなど、手に負えなくなることがあるものです。
まとめ
いかがだったでしょうか?こだわりが強い人の特徴は以下になります。
自分の考えを曲げない・柔軟性にかける
ムキになる・強情
他の事に目がいかなくなる・妥協しない
人間関係に問題が生じることがある
わがままに思われる・聞く耳を持たない・熱弁をふるう
こだわりが強いという性格は、物事を進める上において、妥協しないと言う良い点もありますが、柔軟性に欠けたり、人間関係に問題を生み出したりするなど、多くの問題が生じることがあります。自分の身の回りにこだわりが強い人がいる時は「相手の世界観を理解しようとしたり、こちらの世界を理解してもらおうと思っても不可能だ。」と考えた方が気がラクになるかもしれません。それほど異次元なのですから。
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