お調子者の15の特徴
さっき〝お調子者にイライラする〟という愚痴を聞かされたよ。
気持ちはわかるな。私も苦手だよ。
お調子者にはどのような特徴があるのだろう?
お調子者の特徴
ずるい人
ずるい人は苦手だな。
お調子者の特徴の一つは「ずるい人」です。
「この人はお調子者だ」と言う時には「この人はずるい人だ」の類義語として使っていることがあるのではないでしょうか?
ずるい人にも色々な種類がありますが、調子を合わせて自分にとって有利になるような言動、行動をするタイプの人は、このように言われる事が多いでしょう。
自分にそのような傾向がある時には「人からそのように思われているかもしれない」と思った方が良いでしょう。
表の顔と裏の顔がある
「表の顔と裏の顔がある」のはお調子者の特徴の一つです。
人によって態度を変える、裏表がある人を見たことが誰にでもあるのではないでしょうか?弱者に高圧的に接したり、非イケメンに対しては冷淡に接する人を見たことは誰でもあるのではないでしょうか?
お調子者は、その時の状況に応じて、表の顔と裏の顔を巧みに使い分けるのが得意です。このようなお調子者は気をつけた方が良いでしょう。
他人の評価を気にする
他人の評価を凄く気にする人がいるな。
お調子者の特徴の一つは「他人の評価を気にする」です。
人によって自分の態度を変えるお調子者は「他人がどのように思うか?」「自分は良く思われているか?」と体裁ばかり気にするものです。ええかっこしいところがあります。他人の目が気になる人なのです。
ですから、状況に応じて相手から一番良く思われる意見、対応をすることに繋がります。結果としてお調子者と呼ばれる事となります。
発言内容に矛盾がある
「発言内容に矛盾がある」のもお調子者の特徴の一つです。
目の前にいる人が「少し前に言っていたことと違うな・・」とか「この間上司に話していた事と今自分に話していること全然違うな」など発言内容に矛盾を感じることはないでしょうか?
このような場面で多くの人は、そのような人物に対してこずるさを感じたり、嫌な気持ちになるのではないでしょうか?
状況に応じて発言内容を変えるお調子者は、発言内容に矛盾が生じます。話がコロコロ変わる人なのです。
人を裏切る
裏切りは常と言うけれど、裏切られると悲しいな・・。
お調子者の特徴の一つは「人を裏切る」です。
お調子者は、状況に応じて話をしたり、行動を変えるものです。ですから、人を裏切る行為も割合平気にやります。
このような状況に遭遇すると、人に裏切られた気持ちで一杯になり悲しかったり、腹立たしい気分になるかもしれません。
正直者な人からすると考えられないことに思えるかもしれませんが、お調子者にも〝悪いことだとわかっていながら平気で裏切るずるいタイプ〟〝裏切っている自覚がないタイプ〟がいます。
前者のようなタイプに「ずるい人の末路がある」と考え関わらないようにし、後者のタイプは「そんなものだ」と割り切るようにした方が良いでしょう。
嘘をつく
「嘘をつく」のはお調子者の特徴の一つです。
「この人はよく嘘をつくな」と感じる人がいないでしょうか?大抵そのような人はお調子者でしょう。
不器用な人からみると、納得しがたい考え方をする人に映るかもしれません。また大損しているような気分に映るかもしれません。
ですが、ここで自分も同じような人になるのではなく、不器用な人の生き残り方で生きるようにした方が、長い人生という単位で考えると多くのものを得る事となるでしょう。
言い訳をする
お調子者の特徴の一つは「言い訳をする」です。
何か失敗したり、困ったことがあれば言い訳をする人が学校や職場などである一定数いるのは誰しも知っていることでしょう。そのような人をジックリ観察していると、お調子者であることが分かるでしょう。
お調子者は、自分の体裁を取り繕うという無意識な気持ちがあるものです。ミスをして気まずいことをしたりする自分を受け入れることは出来ないものです。
結果として、それを覆い隠すために言い訳をすることとなります。
ごますりが得意
「ごますりが得意」なのもお調子者の特徴の一つです。
先輩、上司、権力者などにごますりをするのが得意な人がいるものです。一般的な人からみると「よくもまあうまくこんなことが出来るな」と思うのではないでしょうか?
お調子者は、相手の調子に応じて取り入る事が上手なものです。
ごますりと聞くとネガティブな意味に聞こえますが、この力は悪いことだけではありません。雰囲気を和ませたり、人間関係を円滑にするなどの良い部分もあるからです。
ごますりの悪い部分は見習うべきものではありませんが、良い点は見習うと良いでしょう。
笑いを取るのがうまい
お調子者は笑いをとるのが上手よね。
お調子者の特徴の一つは「笑いを取るのがうまい」です。
お調子者は多くの場合、芸人のように笑いをとるのが上手なものです。
ずるい観点からみると〝相手の気分を良くし自分の利益を最大化する人〟 ということになるのでしょう。このような部分をずるさ・せこさという風に捉えると腹立たしく感じるものです。
〝相手の気分を良くしその場の雰囲気を良くする力に長けている人〟と言う事になります。
お調子者ぶりに気分が悪くなった時にはそのように考えると良いでしょう。
空気を読む
「空気を読む」のもお調子者の特徴の一つです。
お調子者は、その場の雰囲気を大切にする傾向があります。その方が自分にとって得であることが多いからです。
結果として、空気を読む習性があります。適切にその場の空気を読んで発言をしたり、行動をする方が有利に物事を進められるためです。
小さい時からお調子者として生きてくると、この空気を読む習性に磨きがかかるのかもしれません。毒親から兄弟 差別などにあっていると、空気を読むことを知らず知らずのうちにしてしまうのかもしれません。
気分屋
気分屋の人に振り回されるのは困るな。
お調子者の特徴の一つは「気分屋」です。
普段ずるいことばかりするお調子者が、たまに凄く良い人になっているのを見ることがないでしょうか?「心を遂に入れ替えたのか?」という場面です。
ところがちょっと時間が経過すると、また元の状態に戻り「あれは一体なんであったのだろう」と思うものです。このような事が起きてしまうのは、お調子者が気分屋な性質を持っているためです。
もっともらしいことを言う
「もっともらしいことを言う」はお調子者の特徴の一つです。
お調子者の人の話をジックリ聞いていると「よくよく聞いてみるとおかしな話だけれど、それとなく本当のように聞こえてくるな」と感じるのではないでしょうか?
お調子者はその場の雰囲気を大切にしたり、自分にとって都合がよくなる状況を選択するものです。もっともらしい事を言う事でそうすることが出来るのでしょう。
人の機嫌を取る
お調子者の特徴の一つは「人の機嫌を取る」です。
相手の気分が悪ければ、すぐに機嫌を取ろうとする人がいます。純粋に相手の気分を良くしようというサービス精神豊富である場合もありますが、ずるさが根底にあり機嫌を取ろうとすることもあるものです。
例えば、たかる人などは相手の機嫌をとり、ちゃっかりおごってもらうことなどを企んでいるものです。
愛想笑いをする
「愛想笑いをする」のもお調子者の特徴の一つです。
相手の気分を損ねないようにしたり、自分の印象を良くしたいために愛想笑いをする人がいます。お調子者もそんな人達の一人でしょう。
この人はお調子者かな?と思ったら、愛想笑いをするかどうか?を観察しておくと良いでしょう。愛想笑いが多ければ、お調子者であることが多いかもしれません。
信用できない
信用できる人を大切にしたいわ。
お調子者の特徴の一つは「信用できない」です。
この人は信用できる人なのか?どうかと迷った時の判断方法の一つは、お調子者であるかどうか?です。
お調子者は、信用できないことが多いでしょう。裏表があったり、嘘をつくことがあるからです。たしかに、良い意味で表の顔、良い嘘などもあるかもしれませんが、基本的に突然裏切る可能性の高いタイプだと考えておく方が、そうなった時に気持ちの切り替えがラクになるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?お調子者の特徴は以下になります。
ずるい人・表の顔と裏の顔がある・他人の評価を気にする
発言内容に矛盾がある・人を裏切る・嘘をつく
言い訳をする・ごますりが得意・笑いを取るのがうまい
空気を読む・気分屋・もっともらしいことを言う
人の機嫌を取る・愛想笑いをする・信用できない
お調子者というと悪いイメージが沢山ありますが、一部の特徴は見方によっては良い部分もあるかもしれません。また、お調子者に無意識になってしまっている人もいるかもしれません。ずるいタイプのお調子者には注意して接した方が良いでしょう。
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